八幡平の楽しみ方

岩手県八幡平市にある、岩手山中腹から流出した溶岩流により形成された岩原です。
扇状に広がる黒い岩石帯は、長さ約3km、最大幅約1kmに及び、緑あふれる周囲とは全く別の荒涼とした風景が広がります。1719年の岩手山の噴火により吹き出し、現在は、国の特別天然記念物に指定されています。

4月下旬から5月上旬に降り積もった雪を除雪し開通する八幡平アスピーテライン、八幡平樹海ライン。道の両側には雪の回廊があり、ドライブしながら楽しめます。
高いところでは、6メートル以上になり、平地の春の陽気と、厳しい冬を一緒に堪能できます。

松川荘付近にある、芭蕉沼。5月上旬に見ごろを迎えます。遊歩道がございますので、安心して楽しむことができます。春の香り、鳥のさえずり、そして水芭蕉の彩りをお楽しみください。

八幡平市野駄にある一本桜。昔は神社があり、移設する際、桜だけが残ったものです。5月上旬が見ごろで、八幡平の新緑と一緒にお楽しみください。

1966年に運転を開始した日本初の地熱発電所。樹林の中にそびえる冷却塔から吹き上げる蒸気は圧巻です。地熱館も隣接してありますので、ぜひお立ち寄り下さい。

【地熱館の休館日】 毎週火曜、11月中旬〜4月下旬

岩手山麓の八幡平市に湧き出す湧水群。日本名水100選にも選ばれている、スケールの大きな湧水です。日量10万トン以上の清水が湧き出ていて、雄大な音と、その景色が暑い夏を涼しくしてくれます。

八幡平は、標高1614メートルで、岩手県、秋田県に広がる山群で、十和田八幡平国立公園に指定されています。
八幡平市側のアスピーテライン、樹海ラインから頂上、そして秋田県へ抜ける道をドライブしながら楽しむことができます。頂上にはレストハウスがあり、小休憩や、食事、お買いものを楽しめます。頂上での雄大な景色を是非お楽しみください。

5月の下旬から6月の上旬にかけて八幡平頂上付近の鏡沼の雪解け状況が、まるで竜の目のように見えることより「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれています。
雪解けの状況により毎日変化を続けながら初夏を迎えます。八幡平の大自然が生み出す神秘の瞬間をぜひご覧ください。
＊気温等により雪解けの状況が変わりますので、詳しくは八幡平市観光協会までお問い合わせください。
八幡平市観光協会ＴＥＬ　0195-78-3500
○八幡平アスピーテライン開通（予定）毎年4月中旬
○八幡平樹海ライン開通（予定）毎年4月下旬

八幡平温泉郷、松川温泉郷への続く道には、私たちを紅葉が出迎えてくれます。
ちょっと車を停めて、秋の香りと紅葉の色をお楽しみください。

八幡平の紅葉を見ながらトレッキングを楽しめます。山頂部まで車道があり、30分程で頂上まで到着でき、初心者の方でも安心して楽しむことができます。

冬の八幡平はアオモリトドマツが氷結し、樹氷モンスターと呼ばれる、日本最大級の樹氷群が出現します。晴天の際は、岩手山、早池峰山、秋田駒ヶ岳、岩木山、八甲田連峰などを展望できます。